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なぜ、高精度なワイヤーカット加工が出来るのか?
超硬加工.comを運営する株式会社キンコーは、使用可能最小ワイヤー径φ0.03によって最小インコーナーをR0.023mmで加工することが可能です。また、面粗さはRa0.04μmという超微細ワイヤー放電加工を実現しています。なぜ、当社がこのような高精度なワイヤーカット加工が出来るのかは、大きく4点の理由があります。
①様々なメーカーのワイヤーカット加工機を保有
多くの企業では作業性の考慮して、加工機を1社に統一することがよくあります。しかし、ワイヤーカット加工機には材質や加工内容によって、メーカーごとに加工の得意不得意があります。このような背景から、当社は様々なメーカーのワイヤーカット加工機を取り揃えており、加工内容に適したメーカーの加工機を選定しているため、高精度に加工出来ることが可能です。さらに、当社は水加工機、油加工機を両方とも保有している点も強みの一つです。
>>20台以上の放電加工機による微細放電加工についてはこちら!
②金型製作で培った技術ノウハウ
当社は創業より精密金型の製作をメインに、その金型製作で培った技術を活かした精密部品加工にも対応しています。数多くの製作実績とノウハウを社内加工担当者で共有しており、安定した高精度品を製作することが可能です。
③加工機によって、ワイヤー線の使い分け
当社は加工機に合わせて、パラフィン付ワイヤー線とノンパラフィンワイヤー線を使い分けています。パラフィン付ワイヤー線は長寿命かつ結線率にメリットがありますが、ガイドにパラフィンがついてしまい、詰まりを起こす場合があります。一方のノンパラフィンワイヤー線は精度面で優位ですが、錆が発生しやすいので、一度に使い切る必要があります。このように加工機のみならず、周辺の必要な部品の知識もございますので、最適な加工条件で加工をすることが可能です。
超硬加工.comの高精度ワイヤーカット放電加工技術
13台のワイヤーカット加工機で、1ケからの精密加工に対応!
最小インコーナーR0.023mmの超微細ワイヤーカット放電加工が可能!
スリット加工、テーパー加工、上下異形状加工も実現!
ワイヤー放電加工による、豊富なコストダウン提案!
高精度ワイヤーカット放電加工の対応可能範囲
加工精度 |
±0.001mm |
---|---|
最小インコーナーR |
0.023mm |
面粗さ |
Ra0.04μm |
ワイヤー線径 |
φ0.03mmから対応 |
---|---|
対応材質 |
超硬、SUS、アルミ、銅、真鍮、タングステン、
その他、導電性のある材質なら対応が可能です。 |
高精度ワイヤーカット放電加工が選ばれる理由
最小インコーナーR0.023mmの超微細ワイヤーカット放電加工
微細加工、精密加工に用いられるワイヤーカット放電加工は、非加工物とワイヤー電極(黄銅線、タングステン線、モリブデン線等)の間に放電を発生させることで加工材料を溶融除去していく機械加工方法です。ワイヤー電極と非加工物は水または油では絶縁状態にありますが、その距離(極間)が数μm~数十μmまで近づくと火花放電が発生します。「超硬加工.COM」では使用可能最小ワイヤー径φ0.03によって最小インコーナーをR0.023mmで加工することができます。また、面粗さはRa0.04μmという超微細ワイヤーカット放電加工を実現しています。
超微細ワイヤーカット放電加工による微細加工
スリット加工、テーパー加工、上下異形状加工も実現
超精密ワイヤーカット放電加工を得意とする「超硬加工.COM」では、φ0.03、φ0.05の極細ワイヤー線を用いて微細加工を行っています。この微細加工技術を用いて幅0.05mm~0.07mmの微細スリット加工やφ0.13 x 0.4の楕円孔を3,600孔連続で加工した実績があります。それ以外にもφ0.1のワイヤー線によるコーナーR0.065の角孔また、テーパー加工、上下異形状な特殊ワイヤー放電加工も行っています。
ワイヤーカット放電加工による微細スリット加工品
ワイヤーカット放電加工によるコストダウン提案
精密加工において従来はフライス加工にて行っていた部品をマシニングセンター+ワイヤーカット放電加工、研磨加工+プロファイル研削をワイヤーカット放電加工に変更するなどの工法転換によるコストダウン提案を行っています。「超硬加工.COM」ではワイヤー放電加工の無人運転が可能であるので、大幅なコストダウンが可能です。また、設計段階において上記のような工法転換によるコストダウンができるような設計サポートも行っています。
工法転換によるコストダウン事例
高精度ワイヤーカット加工に関する動画集
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