製品属性(仕様)
製品 分類 | 打ち抜きパンチ」 | 業界 | 電子 |
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加工 分類 | 旋盤、円筒研削、細穴放電加工 | 加工 精度 | ±3.0μm |
材質 | 先端部:超硬、それ以外はSUS | 寸法 | φ5.6×L28、先端部径:φ0.12、先端穴径:φ0.10 |
製品画像(様子)
特徴
この打ち抜きパンチは、薄い金属箔を打ち抜くための治具であり、先端部の耐摩耗性を上げるために超硬を接着しており、先端形状は68°のテーパーで、先端外径φ0.12に対してφ0.1の穴が空いています。つまり、穴回りの幅が0.01mmと非常に薄肉となっているため、先端部の中心と穴径の中心が高精度で一致しないと薄肉部が破けてしまいます。このような高精度な加工を行うためには、まず円筒研削加工にて高精度なテーパー加工を施す必要があり、さらに次工程の細穴放電加工での高精度な位置合わせが求められます。
こうした同芯度をほぼゼロで合わせる位置合わせ技術は、ただ高性能な加工機があるだけでは実現できず、加工技術者の高度なスキルが要求されます。超硬加工.COMを運営する㈱キンコーでは、他社ができないと言うような高精度・微細な加工でも様々な技術力でお客様のご要望にお応え致します。